通常運転モードと排気運転モードの２種類の換気方式があり、通常運転モードでは天井裏の熱交換式気扇から取り入れた外気を床下に送込み、壁内通気層を上昇しなが家全体を循環し、室内空気をキレイにます。加えて、床下の専用調湿剤「ファースシリカ」がホルムアルデヒドなどの有機系ガスや臭気も吸着し、キレイな空気を保ちます。

通常運転モードによる空気循環と「ファースシリカ」の効果により、高湿度や過乾燥状態を防ぎやすくし、家中の空気を病原菌が発生しにくい状態に保ちます。さらに木材の腐食を防ぐ環境となるため、構造体耐久性向上も効果があります。

一般に高気密・高断熱住宅といわれても、壁の中の断熱材が経年劣化したり、外壁と接する柱から熱が逃げたり、完全とはいえませんでしたが、ファースの工法では現場発砲方式の断熱材により極めて高い気密と断熱を実現しました。

木造軸組工法でがっしり組み上げることにより、一般住宅と同等以上の強度を発揮します。さらに丈夫な基礎と土台の間のエアクララが外壁・土台・基礎と連結して柔らかく結合し、地震の揺れに柔軟に対応します。

エネルギー効率が良い、燃焼ガスが発生しないなどの理由で、エコ電化仕様を採用しています。高気密・高断熱とエコ電化仕様により、省エネでムラの少ない冷暖房空間になります。また、室内の冷暖房の熱を逃しにくい構造とエコ電化機器の採用でランニングコストの削減にもつながりやすくなります。